武蔵小山駅ってどこにあるの? 東京都品川区小山3丁目にある東急目黒線の武蔵小山駅は、JR山手線に乗り換え可能な目黒駅まで2駅。北は東京メトロ南北線から都営三田線または埼玉高速鉄道への直通運転をおこなっており、南は直通運転ではないものの日吉駅にて東急東横線への乗り換えが可能です。 過去には地上駅時代もありましたが、2006年に地下化が実施され、2009年に駅前広場が、2010年には駅ビルも開業しました。 武蔵小山駅周辺を見ると、おおまかですが駅西側が目黒区、東側が品川区となっていることに気が付きます。これから武蔵小山に住もうと考えている場合は、同じ武蔵小山でもどちらの区に住むか?ということも視野に入れてお部屋探しをすると良いでしょう。 武蔵小山駅前と沿線主要駅までの所要時間は? 武蔵小山駅前の様子を見てみましょう! 改札を出るとさっそくビアードパパのシュークリームの匂いが漂います。 改札をたくさんの人が行き交っていました。 出口は東口と西口の2箇所。 東口は、正面に新しくできた武蔵小山 ザ モールがあり、 いつも賑わっている武蔵小山商店街パルムへと繋がっています。 西口は、バス・タクシーロータリー前に出ます。 東口とは駅ビルのエトモを挟んでありますが、位置的には正直それほど変わらないような気もします。 こちらがそのエトモ前。 花壇の近くには、当時の東急目蒲線(現 目黒線)武蔵小山駅の地下化や急行停車の誘致などのため、 品川区負担の一部を地元負担として拠出した有志の芳名板も設置されていました。 さて、ここで武蔵小山駅から東急目黒線の各駅への所要時間を見てみましょう! *()内は乗り換え可能な路線例です。 ● 東急目黒線 目黒駅 約3分 (JR山手線/東京メトロ南北線/都営三田線) 大岡山駅 約5分 (東急大井町線) 多摩川駅 約11分 (東急東横線/東急多摩川線) 武蔵小杉駅 約16分 (東急東横線/JR横須賀線/JR南武線/湘南新宿ライン) 日吉駅 約20分 (東急東横線/横浜市営地下鉄グリーンライン) *所要時間は曜日や日中・通勤時間帯によって変わる場合がございます。 武蔵小山駅前の綺麗に整備されたロータリーには、東急バスが発着しています。 武蔵小山の気になる再開発 コロナ禍でもテレビでよく見かける武蔵小山ですが、現在も再開発計画が進行中です。 再開発の対象は、東口正面の「武蔵小山駅前通り地区」と「パルム駅前地区」、武蔵小山商店街パルムがある「小山三丁目第1地区」と「小山三丁目第2地区」です。 ■武蔵小山パルム駅前地区 4エリアの中で最初に完成したのは、こちらのタワーマンション! 「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」です。 建設中の間は白い囲いがあり圧迫感が気になっていましたが、 完成後の今では想像していたよりも圧迫感はなく、駅前からマンションまでの通りには淡い色のタイルが敷き詰められ、 木も植えられたことで明るい雰囲気になりました。 2019年11月には、タワーマンションに直結した「パークシティ武蔵小山 ザ モール」もオープン。 しかし、予定外の新型コロナウイルス感染拡大の影響か、店舗があまり入っていない様子で少し寂しい感じ。 久しぶりに訪れるからと、そうめん専門店「そうめん屋はやし」でランチでも…と思ったのですが、残念ながらオープン前でタイミングが合いませんでした。 このコロナ禍では店舗が揃うまでにまだ少し時間がかかりそうですね。 ■武蔵小山駅前通り地区 2021年6月竣工を目指し「シティタワー武蔵小山」として現在も建設中です。 前回から約1年半が経ち、かなり形が見えてきました。 手前にあるのがレジデンス棟、高くそびえるのがタワー棟、さらにその奥に低層棟があります。 タワー棟・レジデンス棟あわせて506戸の住宅、低層部には商業施設や地域センター(公益)が入る予定です。 別角度からも撮影してみました。 囲いが取れれば、パークシティ武蔵小山 ザ タワーのように広場や歩行者通路が見えて雰囲気が変わりそうですね。 2021年6月竣工後のその日が楽しみです。 ■小山三丁目第1地区、小山三丁目第2地区 武蔵小山の顔とも言える武蔵小山商店街パルムを含んだ再開発エリアの「小山三丁目第1地区」「小山三丁目第2地区」。 以前、訪れた際にはまだ計画内容が不明だったこちらの地区ですが、今年に入り少し具体的な内容が見えてきました。 「広場状空地、緑地・緑道」を複数配置 商店街を横断している一部区道を地区幹線道路として拡幅整備 駐車場、駐輪場の整備 区道I-163号線(商店街)に面する建物2階部分に歩行者用通路(ギャラリー) 南北の建物をつなぐデッキ 2階部分での広場の整備 アーケードの老朽化による改修、架け替え 無電柱化 などなど… 心配していたパルム通りについては、手前はパークシティ武蔵小山 ザ モールが完成し新しい風が吹いているように感じました。 その先には長く続いてきた商店街の雰囲気も残っています。 方針案の通り、2階部分のギャラリーや建物を繋ぐデッキができたとしたら、今と印象がかなり変わりそうです。 ■補助第26号線 拡幅整備予定の補助第26号線の様子です。 中原街道側では、スクエア荏原(旧平塚小学校跡地)付近で車道および歩道の整備工事をしていました。 2021年1月下旬までを予定しているようです。 武蔵小山駅側は以前と変わらない様子ですが、こちらもそのうち工事が始まると思われます。 予想もしなかったコロナ禍での武蔵小山の再開発。 今の賑わいを残しながら整備の目標である「住み続けたい街」となるのか、今後も目が離せません。